『100年ライフ見える化ノート作成講座』~これからの人生を俯瞰して見る
2022/03/25
『100年ライフ見える化ノート作成講座』、8月まで毎月一回開催予定ですが、18日に2回目の講座を終了しました。
参加者の年齢層は40代~70代までと幅広く、この講座名にピンときた方が参加してくださっているのではないかと思います。
60代以上の方は、まさにこれから自分がどう生きていくかを整理するため、40~50代の方は、これからの自分だけでなく、親世代の見守り方なども考えるきっかけとなっているようです。
このノートは、一般社団法人シニアライフサポート協会の小番(こつがい)一弘さんが、シニア世代の支援をする中で、「あらかじめ考えておけば良かった」との声を多く聞いていたことから発想し、作成されました。
ですので、「このことをどうするか考えておかなければ…」と気づいた時が作成を始める時なのです。
よく「エンディングノートと同じようなものでは?」と言われるのですが、エンディングノートは自分の命が終わる前後について書く内容のものが多いと思います。
それに対し、この『100年ライフ』のノートは、エンディングノートを書く前の期間をどう生きるか、といったイメージです。
ノートの内容は、自分の内面にあるものを棚卸しし、これから課題となりそうなことを拾い上げ、最後にこれからどのくらいお金がかかりそうなのか、をシミュレーションします。
まずは、各ページのいろいろな項目の中から、自分が気になるものをチェックする。
それについて他の方と気軽に語り合い、お互いに刺激を受け合いながら、自分を見つめ直す時間にしていただきます。
このワークショップ形式がなかなか好評で、
「老後に対しては自分だけで考える意識が強かったが、ほかの参加者のお話から、男性目線・女性目線それぞれの考え方を知ることができた」
「自分自身が看取られる時の、心構えをするきっかけになった」
「お金の事を現実的に考える事の大切さを実感した」
「シニアライフの適齢期が『今、この時』であることがはっきりと分かった」などの感想をいただいています。
ノートをめくっていただくと、さまざまなことに気づきます。
それは、うれしい気づきもあれば、少し気持ちが重くなるようなこともあります。
この講座は、それら一つひとつの達成や解決をめざすのではなく、それらを含んだこれからのご自分の人生を『俯瞰して見る』といったイメージです。
講座の中で、これから自分がどうありたいかを考え、問題になりそうなことに気づき、ご自身の中でそのポイントについて考えて深めていただくためのきっかけづくりになれば、と思っています。
今後の開催予定は次の通りです。
・2022年4月15日(金)14:00~満席キャンセル待ち
・2022年5月15日(日)10:00~残席1
・2022年5月15日(日)14:00~残席3
・2022年6月19日(日)10:00~
・2022年7月10日(日)10:00~
満席になり次第締め切りになりますので、詳しくはこちらのホームページをご覧になってください。