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『女性のための就業準備セミナー』講師を務めました|ママの再就職を前に考えておきたいこと

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『女性のための就業準備セミナー』講師を務めました|ママの再就職を前に考えておきたいこと

『女性のための就業準備セミナー』講師を務めました|ママの再就職を前に考えておきたいこと

2022/01/20

1月19日、岡谷市工業課主催の同セミナーで講師を務めました。

同課では、年2回こういった講座を開催しており、今回はある程度、就労へのイメージが固まっている方向けの講座で、具体的な就職先を探し始める前に考えておきたいことと、実際に求人を見始めるタイミングで知っておきたいこと、などをお話ししました。

ほとんどの方がお子さんをお持ちでしたので、就職を考えるにあたって、まずはお子さんとの関係をどう考えていくか、について整理します。
子どもさんが保育園や小学校に上がるタイミングに合わせて就業を考える方が多いと思うので、自分のお子さんがどんな性格か、身体や心は強い方か、などについて考えてもらいます。
なぜ、そういったことを考える必要があるのか、と言えば、私自身、子どもが保育園に上がる頃は、比較的、悩みが少なかったな、と感じているのに対し、同じ年の子どもを持つお母さんの中には、ずいぶん苦労されている様子を見ることがあったからです。

私には、6歳差の息子が2人いますが、どちらの子も「保育園に行きたくない」と言ったことがありませんでした。
次男は4月6日生まれなので、入園式の日はもう誕生日を迎えていて、「お母さんと離れて保育園に行くのは嫌だったけど、僕は今日からここに来なくてはいけないんだな、と思った」と後で言いました。
彼は多分、同年のお子さんの中では、精神的にお兄さんだったのだと思います。
そういう子と、半年過ぎても、朝、お母さんと離れがたくて泣けてしまうお子さんと、同じように考えるのとは難しいのではないでしょうか。

多くの子どもさんはそれなりに適応力がありますし、保育士さんもプロなので、最初は泣けても大体の場合は続けていけることが多いのですが、中には、親御さんが近くにいないと不安になってしまう子や、ちょっとした気温差やストレスなどで、すぐ体調を崩す子もいます。
まずは自分のお子さんがどんな性格や体質なのかをよく観察して、どう対応していけば、すんなり就業できるか考えていく。
就業した後も、お子さんの様子から目を離さず、時には特別な日に一緒に出かけたりして、離れる時間があっても傍にいるよ、大丈夫だよというメッセージを伝え続けることが大切だと思います。

こういう場でいつもお話することは、「親もだんだん、親になっていく」ということです。
最初のお子さんが2歳なら、親業も2歳。失敗や分からないことがあっても当たり前。
親も子も、いろんな経験をして、親になっていくのだと思うのです。
そして親業21年目の私は、受講生の皆さんより、ちょっと先輩なだけなのだと思っています。

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