キャリアデザインオフィス あかつき

心の栞

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心の栞

心の栞

2025/09/15

自分の人生を振り返ってみると、その時々に出会った人、いただいた言葉で心に残っているものがいくつもあります。

小学校の恩師がいつも口にしていた「頭を使え」。

例えば、箒や雑巾の使い方にしても、どういう角度で隅に充てれば効率的に埃が集められるのか、とか、ドッジボールの試合で、どういう角度で飛んでくるボールに向きあっていれば、アウトになる確率が減るのか、といったことを、子どもたちに理論的に考えさせようとする先生でした。

NPO活動の恩師からは「利他主義的利己主義」。

人の喜ぶこと、求めていることを提供することによって得られる、感謝の言葉や満足そうな表情に、自分のやりがいや達成感を覚えたり、社会貢献を仕事にすることで、他の仕事からは得られない満足感を得られる、といった、無意識の中にあった自分の価値観に気づかせてくれました。

長男が中一生の時、その向き合い方に悩んでいた私は、ネット上で知り合った方に人生相談をしたことがあります。
その頃の長男は、自分の良いところが見つけられず、学校でも弱い立場にあって、「自分なんて何も良いところがない…」みたいに、後ろ向きな毎日を過ごしていました。
それを見ていた私は、「もっと自分の良いところを認めてやればいいのに」と思っていて、そのことを彼にどんなふうに言ってやればいいのか、悩んでいました。

相談を受けてくれた方は、彼の生年月日などから、こんな性格ですよ、と教えてくれ、そばにいて見守っているように、とアドバイスをくれましたが、「繰り返し繰り返し、人の道を教えてあげてくださいね」とも言われました。
当時の私は、「人の道とは、重い言葉だな」と思いましたが、その後の子どもたちとの関わりの中で何度も、この言葉を思い出すことになりました。

人生の時々に、そんな大切な出会いや言葉があって、今でも忘れられない心の栞になっています。

カウンセリングの場面では、言葉の選択がとても大切です。
他の人ならなんでもない言葉が、その相談者には重いこともあります。
反対に、私の言葉を大切に心に留めてくださる方もあり、後日、「あの時、言ってくださったことで救われました」と感謝の言葉をもらうこともあります。

これからお会いする方にも、そんなふうに心の片隅に、私の発した言葉が生きていてくれればいいな、と今日の面談を終えた今、感じています。

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