書くことで、考えがまとまる、まとめる

私は、こういった文章を書くことがとても好きです。

多くの場合、最初は思いつくままに書き始めます。
ひと通り書き終わってから、順序を入れ替えたり、より伝わる言葉を探して書き直し、自分の思いが伝わる文章になるよう、推敲を重ねます。

子どもの頃から本を読むのが好きで、作文を書くのも得意でした。
５教科の中でそれが唯一の特技と言ってもいいくらい、他の勉強はできなかったものです。

そういうこともあって、進路に迷っていた高校時代、内心では書いた文章を文芸賞などに応募し、作家になりたいと思っていました。
しかしそうなれるには、今、世に出ているものとは違うものを書かなければ売れない、と思ったとき、そこまでの才能が自分にはないことに気づきました。
でも、できれば将来はそういった強みを生かした仕事がしたいと考えましたが、地方在住ですと必然的に就ける仕事の数には限りがあります。
就職難の年でしたから選ぶこともできず、入れる企業に入社し、何回か転職を経て今に至っています。

それでもインターネットが発達した現在は、文章を書くことによってネット越しにお金をもらえる仕事もあるのですから、その気になれば作家になれなくてもある程度は稼げます。
地元のミニコミ誌が取材に来た時、そこの文章を書いている人のほとんどは、制作会社の人ではなく、フリーランスであることをお聞きし、自分もやってみたいと思ったこともありました。

今は、仕事の内容を知ってもらうために、こうして機会をとらえて投稿したり、趣味でいろいろな文章を書いて、ネットに上げたりしています。
書いているうちに、なんとなくの形だったものが、急に固まってくることもあります。
新しい事業の企画も、とりあえずノートに書いたり、パソコンを打ちながら考えます。

迷ったり、悩んだ時ほど、こうして文章を書くことが良いように思います。

これからどうすればいいのかなど、悩みのある方は、一度正面から向き合って、書き出してみることをお奨めします。